ステレオ時代Vol.18は真空管アンプキット特集 [小型アンプ]
2013年創刊のステレオ時代も今回でVol.18となりました。
もうそろそろネタ切れで特集を組むのが苦しいのではないかと察するのですが、ステイホームと絡めて真空管アンプキットとはよく考えたものだと感心しました。
ちなみにエレキットの真空管アンプを取り上げてくれています。
第二特集は70年代プリメインアンプでオットーやオプトニカのB級的ブランドもしっかり取り上げてくれているし、第三特集の大阪・日本橋レポートは西日本の読者には役立つことでしょう。
目次です
これからも庶民オーディオを追及していってくれることを切に願っています。
もうそろそろネタ切れで特集を組むのが苦しいのではないかと察するのですが、ステイホームと絡めて真空管アンプキットとはよく考えたものだと感心しました。
ちなみにエレキットの真空管アンプを取り上げてくれています。
第二特集は70年代プリメインアンプでオットーやオプトニカのB級的ブランドもしっかり取り上げてくれているし、第三特集の大阪・日本橋レポートは西日本の読者には役立つことでしょう。
目次です
これからも庶民オーディオを追及していってくれることを切に願っています。
B級的デスクトップスピーカーNo.1はこれだ! [小型アンプ]
小型アンプのTU-H80にベストマッチするデスクトップスピーカーの結論が出ました。
DENON SC-101VSです。 これは一聴の価値ありです。
何が良いかというと、音の解像度が素晴らしいの一言に尽きます。
低音は歯切れ良く、高音は曇ることなくストレートに、どの音域もバランスよく出ます。
ウーハーを替えただけなのに元のDENON SC-101Vより数段グレード高い音です。
さらに名機ONKYO D-200 Liverpool よりいい音を奏でてくれます。
この自作のDENON SC-101VSをTU-H80と組み合わせて小音量~中音量で
鳴らしているのですが、これがもう100点満点でして、AOR中心の洋楽を聴くには
最高です。ジャズもかなりいけると思います。
もちろんSC-101VSという既製品はなくて、SC-101V+SC-101Sの改造品です。
簡単に改造できます。
予備にジャンク品を1セットずつ持っていたので、今回も作っちゃいました。
用意するものすべてです。
101V(ジャンク)は1,000円~、101Sは2,000円~で買えます。
上の写真は購入時の状態です。
SC-101Vはウーハーエッジがボロボロなので、使い物になりません。
エッジ補修という手もありますが、このウーハーは補修する価値はありません。
そのかわりハードドームツィーターは劣化がなく、すごく良い音が出ます。
下の写真は、SC-101Sです。ジャンクとして売られていなくても、よく見ると
ソフトドームツィーターに劣化があります。 幸いウーハーはエッジが健在です。
ツィータードームにひび割れが発生しており、わずかに曇りがちな音が出ます。
101Vも101Sもウーハー自体は6Ω100Wなので、交換するだけで
101Vが生き返ることになります。
まずは、双方のウーハーを取り外します。
エンクロージャーとネットワークをみると101Sのほうがチープな作りであることが
わかるので、101Vのエンクロージャーをそのまま生かしたほうが良いです。
ただ、ウーハー入れ替えにはちょっとした工夫が必要です。
101Sのウーハー口径がやや大きいので、そのままはめ込むと若干浮いてしまいます。
そこで、隙間ができないように101Vウーハー枠クッションをはがして穴周囲に貼り付けます。
同時に元ウーハーのネジ穴は木工用ボンドで塞いでおきます。
つぎに新ウーハーをはめると、ネジ穴の位置がずれているので、ボンドで塞いだ元穴の
内側にドリルで新しく穴を開けます。
4か所にネジをつけたら、ほらSC-101VSの完成です。
デスクトップスピーカーとしては、ギリギリのサイズです。
これ以上大きいスピーカー、たとえばリバプールなどは、もはやデスクトップの範疇から外れます。
DENON SC-101VSです。 これは一聴の価値ありです。
何が良いかというと、音の解像度が素晴らしいの一言に尽きます。
低音は歯切れ良く、高音は曇ることなくストレートに、どの音域もバランスよく出ます。
ウーハーを替えただけなのに元のDENON SC-101Vより数段グレード高い音です。
さらに名機ONKYO D-200 Liverpool よりいい音を奏でてくれます。
この自作のDENON SC-101VSをTU-H80と組み合わせて小音量~中音量で
鳴らしているのですが、これがもう100点満点でして、AOR中心の洋楽を聴くには
最高です。ジャズもかなりいけると思います。
もちろんSC-101VSという既製品はなくて、SC-101V+SC-101Sの改造品です。
簡単に改造できます。
予備にジャンク品を1セットずつ持っていたので、今回も作っちゃいました。
用意するものすべてです。
101V(ジャンク)は1,000円~、101Sは2,000円~で買えます。
上の写真は購入時の状態です。
SC-101Vはウーハーエッジがボロボロなので、使い物になりません。
エッジ補修という手もありますが、このウーハーは補修する価値はありません。
そのかわりハードドームツィーターは劣化がなく、すごく良い音が出ます。
下の写真は、SC-101Sです。ジャンクとして売られていなくても、よく見ると
ソフトドームツィーターに劣化があります。 幸いウーハーはエッジが健在です。
ツィータードームにひび割れが発生しており、わずかに曇りがちな音が出ます。
101Vも101Sもウーハー自体は6Ω100Wなので、交換するだけで
101Vが生き返ることになります。
まずは、双方のウーハーを取り外します。
エンクロージャーとネットワークをみると101Sのほうがチープな作りであることが
わかるので、101Vのエンクロージャーをそのまま生かしたほうが良いです。
ただ、ウーハー入れ替えにはちょっとした工夫が必要です。
101Sのウーハー口径がやや大きいので、そのままはめ込むと若干浮いてしまいます。
そこで、隙間ができないように101Vウーハー枠クッションをはがして穴周囲に貼り付けます。
同時に元ウーハーのネジ穴は木工用ボンドで塞いでおきます。
つぎに新ウーハーをはめると、ネジ穴の位置がずれているので、ボンドで塞いだ元穴の
内側にドリルで新しく穴を開けます。
4か所にネジをつけたら、ほらSC-101VSの完成です。
デスクトップスピーカーとしては、ギリギリのサイズです。
これ以上大きいスピーカー、たとえばリバプールなどは、もはやデスクトップの範疇から外れます。
SONY アルミコーンスピーカー [小型アンプ]
またまた小型アンプのTU-H80にマッチするスピーカー探しです。
2007年にSONYがNAS-M90HDというHDDコンポを発売したのですが、
S-masterデジタルアンプを搭載するなど気合が入っていました。
重低音がすごくて、さすがフラッグシップモデルという感じでした。
でも低音の秘密は、実はスピーカーにあるかもしれません。
重さはわりに軽く、見かけはミニコンポに附属しているだけの
安っぽいスピーカーかなと思っていたら、うれしい誤算というか
TU-H80につないでもこれがまたすごい重低音を出すんです。
しかも小音量で・・・。
たった13cmのアルミコーンウーハー(センタードームレス)ですが、
バスレフエンクロージャーと相性が良いのか10畳の部屋全体が共振
しておなかにズンズン響きます。
ソフトドームツイーターからはちゃんと高音が出ているのですが、
低音が強すぎて、負けている感じです。ここはぜひハードドームか
ホーンツイーターで私好みのシャリシャリ系にしたいところです。
一区切りという意味でこれまで試した小型スピーカーを並べてみました。
それぞれ個性があって一概にどれが良いとは言えないのですが、
TU-H80との相性でいえば、SONY SS-M90HDが一歩リードしているようです。
2007年にSONYがNAS-M90HDというHDDコンポを発売したのですが、
S-masterデジタルアンプを搭載するなど気合が入っていました。
重低音がすごくて、さすがフラッグシップモデルという感じでした。
でも低音の秘密は、実はスピーカーにあるかもしれません。
重さはわりに軽く、見かけはミニコンポに附属しているだけの
安っぽいスピーカーかなと思っていたら、うれしい誤算というか
TU-H80につないでもこれがまたすごい重低音を出すんです。
しかも小音量で・・・。
たった13cmのアルミコーンウーハー(センタードームレス)ですが、
バスレフエンクロージャーと相性が良いのか10畳の部屋全体が共振
しておなかにズンズン響きます。
ソフトドームツイーターからはちゃんと高音が出ているのですが、
低音が強すぎて、負けている感じです。ここはぜひハードドームか
ホーンツイーターで私好みのシャリシャリ系にしたいところです。
一区切りという意味でこれまで試した小型スピーカーを並べてみました。
それぞれ個性があって一概にどれが良いとは言えないのですが、
TU-H80との相性でいえば、SONY SS-M90HDが一歩リードしているようです。