SSブログ

微妙な感じのORIONステレオラジカセ SCR-B7 [ラジカセ]

数年前からひそかにブーム到来している昭和デザインを模倣した令和ラジカセ

scr-b7_02.jpg
ORION ステレオラジカセ SCR-B7 楽天市場で21,780円

このブログでは以前にもレトロデザインの令和ラジカセを紹介したことがあるのですが、(→40年前に戻ったような錯覚に!)それはドウシシャがSANSUIブランドで売り出したラジカセでした。

私はSANSUIブランドというところに何か馴染めないものを感じていました。

今回ドウシシャは子会社のORIONブランドを付けました。

ORIONというブランドを見て、沖縄の人ならビールしか思い浮かばないでしょうが、私は何だかとても懐かしい思いがこみ上げてきました。

最近では格安の液晶テレビ等を作っていて、ホームセンターで目にしたりするのですが、もっと大昔からあったような気がして、調べてみるとやはり昭和から存在する歴史ある電機メーカーのようです。

昔のダイエーの電器コーナーでORIONブランドの製品を見た気がするのですが、CROWNと混同して記憶が違っているかもしれません。

話を元に戻します。

上のステレオラジカセSCR-B7をみて懐かしさというよりも何か違和感がありました。

このラジカセをデザインした人はたぶんオーディオの基本を知らない素人でしょう。

致命的なミスをしています。皆さんは分かるでしょうか?

それはVUメーターの配置です。

オーディオのVUメーター(レベルメーター)は左右に並べて配置しないと無意味ですよね。

そのほか、VUメーターとLEDレベルメーターを同列配置するのもいわゆる蛇足ですね。

スピーカーグリルやパネルに金色を使っているのも、当時のラジカセを知っている人に違和感を感じさせる要素になっていると思います。ここはぜひ艶消しシルバー(アルミダイカスト)の質感を出して欲しいところです。

最近のカセットテープ回帰を盛り上げてくれているので、ドウシシャさんには今後もぜひ頑張って欲しいところです。B級オーディオ愛好家として陰ながら応援しています。









ORION Bluethooth搭載ラジカセ SCR-B5 ワイドFM対応 LEDレベルメーター採用

ORION Bluethooth搭載ラジカセ SCR-B5 ワイドFM対応 LEDレベルメーター採用

  • 出版社/メーカー: ドウシシャ(DOSHISHA)
  • 発売日: 2021/12/09
  • メディア: エレクトロニクス



nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 2

野田

こういったラジカセをいろいろ見ましたが、残念というのが多いですね。違和感を感じるのは、色々な年代の要素がごっちゃに入っていたり、中級機の外観の中に入門機の要素が入っていたり、BCLラジオとごっちゃな要素が入っていたりするためでしょうね。メーターもVUと書いてある割に、かけ離れた動きをするのが残念な所です。価格が安いので贅沢は言えないですが。
by 野田 (2023-05-08 15:34) 

True

野田さま コメントありがとうございます。
おっしゃる通りで全く同感です。
違和感があるのは私の思い過ごしではなかったのですね。
本当に懐かしむのなら、程度の良い当時のラジカセを手に入れるしかないでしょうね。
by True (2023-05-08 21:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。