ステレオ時代 Vol.21は SANSUI特集+ノイズリダクション [SANSUI]
年2回発行されるステレオ時代の最新号Vol.21は、日本の音響メーカーの御三家のひとつらしいSANSUIを特集しています。
SANSUIといえばアンプしか興味がなくて、そのほかのことは知ろうともしなかったのですが、なかなか面白いメーカーで興味深い内容になっています。
SANSUIブランドはドウシシャが受け継いでチープな感じのラジカセなどを販売していることは知っていましたが、それとは別に1999年以前に生産/販売されたSANSUI製品を修理してくれる公式サービス「IDK サンスイ アンプ リペアサービス」があるとのことなので、中古で手に入れた製品が壊れても安心ですね。アンプ以外の製品も大丈夫みたいです。
そのほかに勉強になったのは、ノイズリダクションの記事です。
もちろん1番目にアドレスを取り上げているのですが、それ以外のマイナーなノイズリダクションを調べてあって、たいへん興味深く読ませてもらいました。
そのほかの記事もしっかりした内容で読み応えのある一冊に仕上がっています。
これまでこのブログではステレオ時代にマンガとアイドルは不要と言い続けてきましたが、今回はどちらも消えて、ようやく元の硬派なステレオ時代に戻ったかと安心しました。
SANSUIといえばアンプしか興味がなくて、そのほかのことは知ろうともしなかったのですが、なかなか面白いメーカーで興味深い内容になっています。
SANSUIブランドはドウシシャが受け継いでチープな感じのラジカセなどを販売していることは知っていましたが、それとは別に1999年以前に生産/販売されたSANSUI製品を修理してくれる公式サービス「IDK サンスイ アンプ リペアサービス」があるとのことなので、中古で手に入れた製品が壊れても安心ですね。アンプ以外の製品も大丈夫みたいです。
そのほかに勉強になったのは、ノイズリダクションの記事です。
もちろん1番目にアドレスを取り上げているのですが、それ以外のマイナーなノイズリダクションを調べてあって、たいへん興味深く読ませてもらいました。
そのほかの記事もしっかりした内容で読み応えのある一冊に仕上がっています。
これまでこのブログではステレオ時代にマンガとアイドルは不要と言い続けてきましたが、今回はどちらも消えて、ようやく元の硬派なステレオ時代に戻ったかと安心しました。
進化するBS/CSアンテナ [アンテナ]
衛星放送(BS)が始まったのは、1989年(平成元年)でした。
新しモン好きだった私は、さっそく外付けのBSチューナー(DXアンテナ製DSA-720か730)とフラットタイプの衛星アンテナ(NECパラボーラNE-BSA45FR)を設置しました。
アナログ地上波はゴースト障害が生じやすいのが難点でしたが、衛星放送はその心配はなく当時は最も画質の良いソースでした。EDベータで録画すればほとんど劣化がなかったと思います。
下の写真はその頃(30年前)に組んでいたシステムです。
SONYのS-VHSデッキ一号機のSLV-R7と三菱ビデオHV-V5000とグッドデザイン賞のモニターPanasonic M2、アドレスデッキのAurex PC-X55ADが写っています。
30年前のシステム:核となるモニターはPanasonic TH-29M2です
BS放送は東経110°の衛星からの電波を一般家庭で受信することを目的とした放送で、テレビやビデオにチューナーが内蔵されています。
一方CS(通信衛星)はその名称からわかるように、一般家庭で受信することは目的としない通信でした。いわゆる業務用というやつです。これが一部マニアの趣味の対象となっていたのです。昔はJCSAT-2(東経154°)のCS BAANとSUPERBIRD-B(東経162°)のスカイポートTVがあり、ホテル向けに有料スクランブル配信していました。
スカイポートTVの個人向け受信申込書
現在スカパープレミアムサービスが使っている衛星は2つ(東経124°と128°)あります。
その後、通信衛星、SNG、中継回線の魔力に憑りつかれた私は次々とパラボラを設置していきます。
1本の支柱に5つのパラボラを設置していました。
上から回転CSアンテナ、ディレクTV、スカイパーフェクTV!、BS、CS-PCM専用
JCSAT(CSバーン)~SUPERBIRD(スカイポートTV) 受信用回転CSアンテナ
北向きには中継回線受信用のパラボラを設置していました
普通の集合住宅に6つのパラボラを設置していましたので、スパイ活動をしている怪しい奴と思われていたかもしれません。(^ ^;)
衛星放送はその後次第に進化していきます。
放送法改正により、CSも一般家庭向けに配信することができるようになりました。
そしてBS放送は2000年にデジタル化され、チャンネル数が格段に増えました。
また2002年に110°CSも放送開始し、さらにチャンネル数が増えました。
チャンネル数が増えたので既存のアンテナでは受信できない周波数を使うようになり、110°CS対応のBSアンテナが必要になりました。
さらに2018年からは、これまで右旋円偏波しか使われていなかったBS/CSの電波に、新たに左旋円偏波が加わり、一部の4K放送が受信できなくなったので新4K対応のアンテナが必要となったのです。
そのため何回もBSアンテナを交換しました。
最新の4K対応パラボラはメッシュタイプで耐風性が向上しています。
最後に・・・
パラボラついでに函館で気づいたこと。
次の写真は函館で違和感を覚えて思わず撮った1枚ですが、どこに違和感を感じたかわかるでしょうか?
函館ではBS・110度CS衛星の仰角は32°だそうで、九州では45°(ひとつ前の写真)に見慣れていたのでパラボラの仰角の差にすぐ気づいたということなんです。
新しモン好きだった私は、さっそく外付けのBSチューナー(DXアンテナ製DSA-720か730)とフラットタイプの衛星アンテナ(NECパラボーラNE-BSA45FR)を設置しました。
アナログ地上波はゴースト障害が生じやすいのが難点でしたが、衛星放送はその心配はなく当時は最も画質の良いソースでした。EDベータで録画すればほとんど劣化がなかったと思います。
下の写真はその頃(30年前)に組んでいたシステムです。
SONYのS-VHSデッキ一号機のSLV-R7と三菱ビデオHV-V5000とグッドデザイン賞のモニターPanasonic M2、アドレスデッキのAurex PC-X55ADが写っています。
30年前のシステム:核となるモニターはPanasonic TH-29M2です
BS放送は東経110°の衛星からの電波を一般家庭で受信することを目的とした放送で、テレビやビデオにチューナーが内蔵されています。
一方CS(通信衛星)はその名称からわかるように、一般家庭で受信することは目的としない通信でした。いわゆる業務用というやつです。これが一部マニアの趣味の対象となっていたのです。昔はJCSAT-2(東経154°)のCS BAANとSUPERBIRD-B(東経162°)のスカイポートTVがあり、ホテル向けに有料スクランブル配信していました。
スカイポートTVの個人向け受信申込書
現在スカパープレミアムサービスが使っている衛星は2つ(東経124°と128°)あります。
その後、通信衛星、SNG、中継回線の魔力に憑りつかれた私は次々とパラボラを設置していきます。
1本の支柱に5つのパラボラを設置していました。
上から回転CSアンテナ、ディレクTV、スカイパーフェクTV!、BS、CS-PCM専用
JCSAT(CSバーン)~SUPERBIRD(スカイポートTV) 受信用回転CSアンテナ
北向きには中継回線受信用のパラボラを設置していました
普通の集合住宅に6つのパラボラを設置していましたので、スパイ活動をしている怪しい奴と思われていたかもしれません。(^ ^;)
衛星放送はその後次第に進化していきます。
放送法改正により、CSも一般家庭向けに配信することができるようになりました。
そしてBS放送は2000年にデジタル化され、チャンネル数が格段に増えました。
また2002年に110°CSも放送開始し、さらにチャンネル数が増えました。
チャンネル数が増えたので既存のアンテナでは受信できない周波数を使うようになり、110°CS対応のBSアンテナが必要になりました。
さらに2018年からは、これまで右旋円偏波しか使われていなかったBS/CSの電波に、新たに左旋円偏波が加わり、一部の4K放送が受信できなくなったので新4K対応のアンテナが必要となったのです。
そのため何回もBSアンテナを交換しました。
最新の4K対応パラボラはメッシュタイプで耐風性が向上しています。
最後に・・・
パラボラついでに函館で気づいたこと。
次の写真は函館で違和感を覚えて思わず撮った1枚ですが、どこに違和感を感じたかわかるでしょうか?
函館ではBS・110度CS衛星の仰角は32°だそうで、九州では45°(ひとつ前の写真)に見慣れていたのでパラボラの仰角の差にすぐ気づいたということなんです。