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オーレックス復活のその後 [Aurex]

2016年にハイレゾ対応オーディオ TY-AH1000 で東芝のAurexブランドは一応復活したのですが、あまり興味もなかったのでスルーしていました。

最近何気に電器屋さんに行ったら、ラジカセの種類がかなり増えていて、その中にオーレックスブランドが何種類も展示してありました。

ただいつの間に変わったのか、ロゴマークが見慣れないAUREXになっていましたが・・・。

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箱のロゴはそんなに違和感がありません。

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本体のロゴはちょっと違和感あり?

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これは以前のロゴ

最新機種のCDラジカセ TY-AK21 は高めの価格設定になっていますが、どんな音を奏でるのか一度試聴してみたいところです。

ところでAUREXブランドは最廉価のラジオにもつけられていて、う~んブランドを安売りしてはもったいないと感じるのは私だけでしょうか?

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2000円台のポケットラジオにもAUREXロゴが!









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アドレスデッキ入れ替え [Aurex]

35年間使用してきたアドレスデッキPC-X55ADにとうとう寿命がきてしまったかもしれません。

ある日電源を入れても、全てのボタンに反応しなくなりました。バックライトは点灯しているのですが・・・。

キャプスタンも回ってないので、電源関係だとは思うのですが、リールモーターも弱っていたので本格的な修理は後回しにするとして、代替機を探してもPC-X55ADってなかなか出回っていないんですよね。

そのかわりに上級機のPC-X88ADは比較的たくさん出ていて、金に糸目をつけなければ、状態の良いものを手に入れることができそうです。

でもセカンド機として新品のSONY TC-K333ESRとアドレスユニットAD-3を25年間も押入れにしまってあるし、PC-X88ADは憧れではありましたが、あまりお金もかけたくなかったので、そこそこの価格帯のものをゲットしました。

PC-X88AD_1.jpg
定価:99,800円 1981年発売 3ヘッドですが、2モーターでDDではありません。

外観は比較的きれいで、ヘッド周りはほこりっぽかったですが、綿棒で丁寧にクリーニングすると、ピンチローラーもヘッドも傷んではいませんでした。

そして手持ちのテープをいくつか再生すると、左右のレベル差やワウ・フラもなく、リールモーターはREWはトルク充分、FFは及第点でした。

唯一、致命的な不良個所は、Rチャンネルのアドレスデコード不良です。ときどき正常化するので、内部の接触不良があるかもしれません。

初めてPC-X88ADを手にした感想ですが、ブラックフェイスのカッコよさはありますが、せっかくのピークメーターの針の動きが見づらく、X55ADのほうがデザイン的には上ではないでしょうか。

PC-X88AD_2.jpg

唯一の国産ノイズリダクションadres [Aurex]

そうです。知る人ぞ知るadres(アドレス)デッキ。
30年前、私が高校のころ生まれて初めて買った単品コンポが写真のAurex(東芝) PC-X55AD。
店頭展示品をたしか39,800円で買いましたが、今でも大事に持っています。

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定価:65,800円 シンプル&薄型の飽きないデザイン 別売りワイヤードリモコンも持っています。

今でもadresデッキは人気がありますね。
特に3ヘッド&DDキャプスタンのPC-X88ADは人気があります。
ブラックのパネルがかっこいいです。
私が持っているPC-X55ADも先日デッドストックがオークションに出ていましたが、かなりの高値で落札されていました。根強いファンがいるんだなぁとうれしくなりました。キャプスタンベルトが切れているようでしたが30年も前の商品ですから仕方ないですね(私のやつも一回切れて自分で修理しました。)
88と55の共通点はアナログピークレベルメータを搭載していることです。(あ、PC-X66ADもありましたね。)
当時のデッキはVUメータが主流だったのでレスポンスがイマイチでしたが、adresデッキのピークメータは気持ちが良いくらい動きが機敏です。グリーンのバックライトにもこだわりが感じられる逸品です。

そしてPC-X55ADに秘密のボタンがあることをユーザー以外で知っている人は少ないと思います。

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写真でわかるとおりLONG PLAYボタンはテープ速度を半分にするボタンでしたが、発売直前にNGとなりボタンには接着剤でカバーがかけられ公式には発表されていない貴重な機能です。
説明書も上から紙が貼られてその部分が目隠しされていました。(少し透けて見えていましたが・・・。)
当時メタルテープはまだ高価だったのでこの機能はとても重宝してました。

肝心の音質ですが、これはすばらしいの一言に尽きます。
PC-X55ADは2ヘッドですが、メタルテープ(メーカー問わず)とノーマルテープ(TDK ADとそのOEM)との相性がよく高域の伸びが良好です。さらにadresをかけるとテープヒスノイズはほとんど聞こえません。
しかし一般のハイポジテープ(TDK SA や maxell XLIIなど)は高域の伸びが悪く、お勧めできません。ハイポジで唯一良好だったのはマイナーですがテクニクスの蒸着テープだけでした。
これが3ヘッドだったらどんな音なんだろうと常に興味を持っていましたが、とうとうPC-X88ADを手に入れることはありませんでした。

adresはdbxのような圧縮タイプのノイズリダクションですが、dbxほど強い圧縮をしないので原音に近い音を再現してくれると思います。友人がテクニクスのdbxデッキを持っていましたが、テープとの相性が悪かったのかなんだかこもった音になるので、これは使えないなと思っていました。
ビクターにもANRSというノイズリダクションがありましたが、ドルビーと互換性があるので国産という範疇からは除外しました。

adres唯一の不安材料は、Aurexしか採用してなかったので、ほかのデッキで再生できないということでした。
しかし外付けadresユニットが何種類も発売されていましたので、保険だと思ってAD-3Sを一台買いました。今でも使わずに持っています。

------------ここから追加記事(2012.2.10)--------------

アドレスついでに、いくつか紹介します。

まずは、アドレスコンポの Aurex500

私が持っているPC-X55ADがシステムに組み込まれています。

こんなものがあったことをすっかり忘れていました。
電器屋さんに行っても展示すらされてなかったと思います。

Aurex500.jpg
価格が安いのでびっくりしましたが、デッキは別途になってました。

つぎは、アドレスラジカセ、 その名も ”BOMBEAT adres” RT-S90

BOMBEAT_adres.jpg

こんな高価なラジカセ、誰が買ったのでしょうか。

そして最後、アドレスレコードは覚えていましたが、実はアドレステープもあったんです。

アドレステープ.jpg

これ持っている人、激レアですよ。





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