いまさら聞けない?ドルビーシステム [カセットデッキ]
ロサンゼルスのハリウッドにある有名な劇場「ドルビー・シアター」
毎年アカデミー賞が開催されることで世界中に知られています。
もともとはコダック・シアターと呼ばれていたそうですが、2012年にドルビーが命名権を獲得しました。
オーディオをかじった人なら誰でも聞いたことがある会社「Dolby(ドルビー)」
正確にはドルビー研究所といい、米国人のレイ・ドルビーが1965年に設立した会社です。
設立時から現在に至るまで、原音&音場再現技術ひとすじでポリシーがはっきりしている会社です。
最初はテープヒスノイズを低減するノイズリダクションシステムから始まりました。
オーソドックスなドルビーB、進化系のドルビーCあたりがメジャーですが、それ以前に業務用にドルビーAというのがありました。ドルビーCの後にドルビーSやドルビーHX(PRO)も登場しますが、そのころにはノイズレスのデジタルオーディオが普及するため、ノイズリダクションの技術はこのあたりが終着点となります。
東芝AurexもドルビーNRを採用していました。
今では映画館や劇場向けをはじめとしたサラウンド技術のトップ企業であることは周知のとおりです。
もちろん民生用のAVアンプにも採用されています。
最後に1982年のドルビー研究所の珍しい雑誌広告を紹介します。
この広告の趣旨は、ドルビーC NRを各メーカーが採用して、2年経過した今では世界に出回っている200万台以上のカセットデッキにドルビーC NRがついていることを自慢した内容になっています。
他にもVHSデッキの音声トラックにもドルビーNRが採用されている等、ドルビー研究所の広告は縁の下の力持ちになっていることを主張する内容が多かったみたいです。
毎年アカデミー賞が開催されることで世界中に知られています。
もともとはコダック・シアターと呼ばれていたそうですが、2012年にドルビーが命名権を獲得しました。
オーディオをかじった人なら誰でも聞いたことがある会社「Dolby(ドルビー)」
正確にはドルビー研究所といい、米国人のレイ・ドルビーが1965年に設立した会社です。
設立時から現在に至るまで、原音&音場再現技術ひとすじでポリシーがはっきりしている会社です。
最初はテープヒスノイズを低減するノイズリダクションシステムから始まりました。
オーソドックスなドルビーB、進化系のドルビーCあたりがメジャーですが、それ以前に業務用にドルビーAというのがありました。ドルビーCの後にドルビーSやドルビーHX(PRO)も登場しますが、そのころにはノイズレスのデジタルオーディオが普及するため、ノイズリダクションの技術はこのあたりが終着点となります。
東芝AurexもドルビーNRを採用していました。
今では映画館や劇場向けをはじめとしたサラウンド技術のトップ企業であることは周知のとおりです。
もちろん民生用のAVアンプにも採用されています。
最後に1982年のドルビー研究所の珍しい雑誌広告を紹介します。
この広告の趣旨は、ドルビーC NRを各メーカーが採用して、2年経過した今では世界に出回っている200万台以上のカセットデッキにドルビーC NRがついていることを自慢した内容になっています。
他にもVHSデッキの音声トラックにもドルビーNRが採用されている等、ドルビー研究所の広告は縁の下の力持ちになっていることを主張する内容が多かったみたいです。
微妙な感じのORIONステレオラジカセ SCR-B7 [ラジカセ]
数年前からひそかにブーム到来している昭和デザインを模倣した令和ラジカセ
ORION ステレオラジカセ SCR-B7 楽天市場で21,780円
このブログでは以前にもレトロデザインの令和ラジカセを紹介したことがあるのですが、(→40年前に戻ったような錯覚に!)それはドウシシャがSANSUIブランドで売り出したラジカセでした。
私はSANSUIブランドというところに何か馴染めないものを感じていました。
今回ドウシシャは子会社のORIONブランドを付けました。
ORIONというブランドを見て、沖縄の人ならビールしか思い浮かばないでしょうが、私は何だかとても懐かしい思いがこみ上げてきました。
最近では格安の液晶テレビ等を作っていて、ホームセンターで目にしたりするのですが、もっと大昔からあったような気がして、調べてみるとやはり昭和から存在する歴史ある電機メーカーのようです。
昔のダイエーの電器コーナーでORIONブランドの製品を見た気がするのですが、CROWNと混同して記憶が違っているかもしれません。
話を元に戻します。
上のステレオラジカセSCR-B7をみて懐かしさというよりも何か違和感がありました。
このラジカセをデザインした人はたぶんオーディオの基本を知らない素人でしょう。
致命的なミスをしています。皆さんは分かるでしょうか?
それはVUメーターの配置です。
オーディオのVUメーター(レベルメーター)は左右に並べて配置しないと無意味ですよね。
そのほか、VUメーターとLEDレベルメーターを同列配置するのもいわゆる蛇足ですね。
スピーカーグリルやパネルに金色を使っているのも、当時のラジカセを知っている人に違和感を感じさせる要素になっていると思います。ここはぜひ艶消しシルバー(アルミダイカスト)の質感を出して欲しいところです。
最近のカセットテープ回帰を盛り上げてくれているので、ドウシシャさんには今後もぜひ頑張って欲しいところです。B級オーディオ愛好家として陰ながら応援しています。
ORION ステレオラジカセ SCR-B7 楽天市場で21,780円
このブログでは以前にもレトロデザインの令和ラジカセを紹介したことがあるのですが、(→40年前に戻ったような錯覚に!)それはドウシシャがSANSUIブランドで売り出したラジカセでした。
私はSANSUIブランドというところに何か馴染めないものを感じていました。
今回ドウシシャは子会社のORIONブランドを付けました。
ORIONというブランドを見て、沖縄の人ならビールしか思い浮かばないでしょうが、私は何だかとても懐かしい思いがこみ上げてきました。
最近では格安の液晶テレビ等を作っていて、ホームセンターで目にしたりするのですが、もっと大昔からあったような気がして、調べてみるとやはり昭和から存在する歴史ある電機メーカーのようです。
昔のダイエーの電器コーナーでORIONブランドの製品を見た気がするのですが、CROWNと混同して記憶が違っているかもしれません。
話を元に戻します。
上のステレオラジカセSCR-B7をみて懐かしさというよりも何か違和感がありました。
このラジカセをデザインした人はたぶんオーディオの基本を知らない素人でしょう。
致命的なミスをしています。皆さんは分かるでしょうか?
それはVUメーターの配置です。
オーディオのVUメーター(レベルメーター)は左右に並べて配置しないと無意味ですよね。
そのほか、VUメーターとLEDレベルメーターを同列配置するのもいわゆる蛇足ですね。
スピーカーグリルやパネルに金色を使っているのも、当時のラジカセを知っている人に違和感を感じさせる要素になっていると思います。ここはぜひ艶消しシルバー(アルミダイカスト)の質感を出して欲しいところです。
最近のカセットテープ回帰を盛り上げてくれているので、ドウシシャさんには今後もぜひ頑張って欲しいところです。B級オーディオ愛好家として陰ながら応援しています。
ORION Bluethooth搭載ラジカセ SCR-B5 ワイドFM対応 LEDレベルメーター採用
- 出版社/メーカー: ドウシシャ(DOSHISHA)
- 発売日: 2021/12/09
- メディア: エレクトロニクス
ステレオ時代 Vol.23はアキュフェーズ特集 [その他]
ステレオ時代が定期購読できなくなったので、つい新刊が出ていることを忘れてしまいがちです。
うっかりしていて今回は1か月遅れで購入する羽目になりました。
表紙の最上部にこっそりと「白状します・・・」と書いてあるのが笑えますね。
最新号はアキュフェーズのアンプの特集なので私のようなB級道を歩んできた者にとっては蚊帳の外といった感があるのですが、特集を見てみると大変興味が出てきました。機会があればじっくり鑑賞してみたいですね。
今回もマンガ等の無駄なページはなく、全ページが充実した内容になっています。
以前からキワモノ系音楽の特集ページがあったのですが、今回は和製洋楽ディスコでした。
私もこの分野は大好きで、30年ほど前にのめりこんでいた時期がありました。
詳しく知りたい方は、学陽書房から1994年に刊行された「洋楽 in ジャパン」がおすすめです。
Amazonで安く手に入るみたいです
ナカミチコレクターのページも圧巻ですし、磐田の中古オーディオショップも行ってみたくなりました。
カセットテープファンにはフジのRangeシリーズ特集も興味あるところです。(私はこのシリーズに泣かされましたが・・・)
→取扱注意!FUJIカセットテープ
また次号が楽しみになりました。(^_^)
うっかりしていて今回は1か月遅れで購入する羽目になりました。
表紙の最上部にこっそりと「白状します・・・」と書いてあるのが笑えますね。
最新号はアキュフェーズのアンプの特集なので私のようなB級道を歩んできた者にとっては蚊帳の外といった感があるのですが、特集を見てみると大変興味が出てきました。機会があればじっくり鑑賞してみたいですね。
今回もマンガ等の無駄なページはなく、全ページが充実した内容になっています。
以前からキワモノ系音楽の特集ページがあったのですが、今回は和製洋楽ディスコでした。
私もこの分野は大好きで、30年ほど前にのめりこんでいた時期がありました。
詳しく知りたい方は、学陽書房から1994年に刊行された「洋楽 in ジャパン」がおすすめです。
Amazonで安く手に入るみたいです
ナカミチコレクターのページも圧巻ですし、磐田の中古オーディオショップも行ってみたくなりました。
カセットテープファンにはフジのRangeシリーズ特集も興味あるところです。(私はこのシリーズに泣かされましたが・・・)
→取扱注意!FUJIカセットテープ
また次号が楽しみになりました。(^_^)
洋楽inジャパン’68‐’86―日本で流行ったロック&ポップス
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 2023/05/05
- メディア: 単行本