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瀬戸内でのワンセグ&FM受信報告 [遠距離受信]

前からやってみたかった瀬戸内地方での遠距離受信チャレンジがやっと実現しました。

おそらく日本国内で最も多県受信の環境に恵まれているであろう絶好のロケーションです。

受信場所は愛媛県西条市の休暇村展望台(標高70m程度)です。

湿度100%で雨が降りだしそうな曇天でしたが、一定の成果が得られました。

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あいにくの曇天で見晴らし不良でした

スクリーンショット 2024-05-01 102037のコピー.jpg

受信できたワンセグ全局と100km超の民放FMを紹介します。

ひとつわかったのは、TVは受信環境が良すぎて近距離県の電波強度が強いため、4県しか制覇できないということです。ワンセグ受信の最長距離は岡山の金甲山送信所と香川の前田山送信所でどちらも105kmですがフルシグナルで受信できます。

まずはワンセグから...(受信機はSONY XDR-64TV)

ch
13 NHK Eテレ 松山/NHK Eテレ 高松
14 NHK総合・広島
15 RNC西日本放送
16 NHK総合・松山
17 KSB瀬戸内放送/愛媛朝日
18 テレビせとうち
19 広島テレビ
20 RNC西日本放送
21 RSKテレビ
22 広島ホームテレビ
23 TSSテレビ新広島
24 NHK総合・高松
25 NHK Eテレ 広島
26 TSSテレビ新広島
27 OHKテレビ
28 TSSテレビ新広島
29 広島ホームテレビ
30 KSB瀬戸内海放送
32 NHK総合・岡山
34 RNC西日本放送
35 NHK総合・松山
39 NHK Eテレ 松山
41 NHK総合・松山
42 NHK総合・広島
43 テレビ愛媛
44 NHK Eテレ 広島
45 NHK Eテレ 岡山
47 南海放送
49 あいテレビ
51 愛媛朝日

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次は100km超の主要な民放FM&補完局です。

受信機はELPA ER-C56Fでロッドアンテナを90cmのものに交換してあります。

Sはシグナル強度で5が最高ですが、大阪からの電波は強力でアンテナを縮めてもまるで地元局のように入感しました。

これなら九州で大阪のFM電波が受信できるのも不思議ではないと思いました。

MHz
76.5 FM COCOLO(S5)10kW ← 252km
76.8 FM岡山(S5)
78.6 FM香川(S5)
80.2 FM802(S5)10kW ← 251km
85.1 FM大阪(S3)10kW ← 251km
89.6 NHK岡山ラジオ第1放送(S2)
89.9 FM神戸(S4)1kW ← 213km
90.3 西日本放送(S5)
90.6 MBS毎日放送(S4-5)7kW ← 252km
91.4 RSKラジオ(S5)
91.9 ラジオ大阪(S5)7kW ← 252km
92.3 山口放送(S3-4)1kW ← 132km
93.0 四国放送(S4-5)1kW ← 136km
93.3 ABC朝日放送(S3)7kW ← 252km
94.2 和歌山放送(S4)500W ← 197km

20240429_060802のコピー.jpg


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コメント 2

hara

>湿度100%で雨が降りだしそうな曇天…

●FM放送の電波の性質~NHKに聞く
https://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/fmnhk-457d.html

UHFについては判りませんが、FM電波は雨が降りそうなほど湿度が高いほうが電波が良く入るそうですね。
屋外に置いてある温度・湿度計を見ると湿度が高いほうが受信レベルが高くなり、ノイズが気にならないほどなので確かにそうでした。

私の地域は鹿児島県の枕崎中継局(蔵多山)が最寄の中継局なのですが音が悪いので宮崎県の鰐塚山送信所に8素子のマスプロ製FMアンテナを向けています。

ところが2000年代にNHK宮崎FMが宮崎県の県域放送なのに隣県に電波が飛び過ぎるスピルオーバーということで1kwを半分の500Wに落としたため電波が弱くなり、湿度が下がるとノイズが増えるようになりました。
しかも送信アンテナに指向性をもたせているとのことで…、ああ。

離れの屋根に8素子アンテナ2本でスタックをやってみましたが山岳回折のため電波の通り道が悪いようで母屋の1本の8素子より受信レベルが低い(8素子アンテナを3本持っていることに…無駄な出費)ので母屋のアンテナに繋いでいます。

マスプロにスタックのアンテナ間の間隔を問合せたところ、水平波は1.5m以上、垂直波は2.25m以上と回答があったので頑張ってみましたが…。

NHK鹿児島に中継局までの電波の経路を問い合わせたら城山送信所⇒40数キロ離れた阿久根中継局(紫尾山)⇒70数キロ離れた枕崎中継局(蔵多山)で全て放送波を受信して周波数変換をしているとのことで、これではクリアな電波が届くわけはなく。

民放のFM鹿児島と補完放送のMBCに問い合わせたところ、紫原送信所⇒枕崎中継局で埼玉大学のWEB地形断面図メーカーで経路を調べたら中継局まで山岳回折が1つあるもののクリアで紫原の電波を自宅で受信してもクリアですが、聴いた直後はハッとするような音に聴こえるのですが、しばらく聴いていると不自然な感じの音で疲れるので聴いていません。

鹿児島県はフレッツテレビがまだなので待っているのですが、解決するのはそれしかないな…と。

by hara (2024-05-02 07:43) 

True

haraさま コメントありがとうございます。
ご指摘の湿度と受信レベルの関係は目からウロコでした。
ちなみに北部九州は昨日までずっと雨模様で大阪のFM802は入感せず、今朝は快晴でFM802が入感したので、受信レベルは晴〇曇り△雨×と思い込んでいました。これからは湿度に注目して受信レベルを観察してみたいと思います。
それと鰐塚山という懐かしいワードに関しまして・・・。
昔、鰐塚山が目視できるところに住んでいたことがありまして、当時は86.2MHzのNHK宮崎FMをBCLラジオ&フィーダーアンテナで受信し、PIONEERのMPXアダプタでステレオ化してアドレスデッキに録音していました。
当時はまだ出力1kWだったと思いますが、薩摩半島からだと100kmくらい離れているので500Wに半減された影響は大きいでしょうね。
それと城山送信所からの中継波をリレー受信して周波数変換をするということですが、数年前に奄美大島を訪問した時にNHKのFM補完放送の音質がAMラジオレベルだったことを思い出しました。これもAMラジオ受信後FM再送信だったんでしょうね。
by True (2024-05-02 10:06) 

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