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アメリカのFM放送環境は凄すぎる [FM関連]

突然ですがアメリカ西海岸に行ってきました~

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サンフランシスコ・ベイブリッジの2023ニューイヤーカウントダウン

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ユニオンスクエアのイルミネーション

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ユニバーサルスタジオハリウッド

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オープントップバスからのビバリーヒルズ

私の青春は“B級オーディオ”と“洋楽”の2つの部門で構築されておりまして、このブログでは洋楽部門についてはあまり詳しく触れていないのですが、簡単にいうと70年代から80年代の洋楽ヒットチャート番組は国内外問わずチェックしていました。

特にチェックしていたのはビルボードチャートでして、毎週欠かさずにAmerican Top 40という4時間のカウントダウン番組をグアムAM局のKUAM 610kHzか国内の米軍向け短波放送のFEN 6155kHzで聴いていました。

その番組のホストを務めていたのが伝説のDJ Casey Kasem(ケイシー・ケイスン)で、決まり文句で "This is Casey Kasem from Hollywood." と言っていたので、ハリウッドで収録されているんだろうな、ハリウッドってどんなところなんだろうと思っていました。

ならば生きているうちに一度は行ってみようと思い立ち、このたびの西海岸訪問となりました。

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Walk of Fameの中のCasey Kasem

ロサンゼルスが世界の映画と音楽の中心地であることは間違いありません。

その証拠にFM放送ひとつをとってみても桁違いに凄いのです。

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上の写真はロサンゼルスダウンタウンのホテルの部屋で良好に受信できたFM放送局の周波数一覧です。

受信機はSONY XDR-64TVですが、なんと53局もクリアに受信できました。

88.1MHzから107.9MHzまで0.4MHz刻みでびっしり詰まっています。

音楽の種類などで細分化されていて、日本語の局もあるそうです。

こんなに多くて経営は大丈夫なんでしょうか。

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上の写真はよく見るハリウッドサインです。

見落としてならないのは右後方の巨大な電波塔です。

無数のアンテナが設置されているのですが、FM電波がここから発射されているのかは不明です。

Uberに乗るとたいてい地元のFM局を流しているのですが、曲名がカーナビのディスプレイに表示されるので、文字多重放送のRDSという規格かもしれません。

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Uber車内のカーラジオ

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サンフランシスコ ツインピークスにある巨大な電波塔

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ツインピークスからの眺め ゴールデンゲートブリッジが見えます


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37年ぶりの函館山訪問 [FM関連]

学生のころ、貧乏旅行で函館に行ったことがありました。

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1985年の国鉄函館駅 早朝にもかかわらず活気がありました

有名な歌謡曲の歌いだしみたいに上野発の夜行列車で青森駅から青函連絡船で渡りました。

その時見たのは、「津軽海峡”夏”景色」でしたが・・・。

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現在のJR函館駅

函館と言えば、やはり函館山を外すわけにはいかないでしょう。

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先日テレビで「函館山から見える景色は北海道のどの部分でしょう?」というクイズがあり、半分以上の人が間違っていましたよ。そういう私もちょっと考えないとわかりませんでした。函館の人ごめんなさい。

函館ではぜひチェックしたい場所がありました。

それはコミュニティFM放送局の「FMいるか」です。

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FMいるかは函館山ロープウェイ山麓駅にスタジオがあります。

この写真を見て、コールサインに目が行った人はさすがです。

そうです。FMいるかは日本で最初に開局したコミュニティFMなのです。

今年開局30周年を迎えます。

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1995年にはCFMは全国に19局しかありませんでした。

北海道はコミュニティFMの先駆地でした。

今でこそ20Wの出力が認められていますが、1992年当時は最大1Wしか認められておらず、半径10kmのエリアを想定していたので、開局時の函館山からの出力は0.1Wだったそうです。

函館山の標高は334mでそれほど高いわけではありませんが、函館市内のどこからでも見えるので、テレビ・ラジオの送信所があります。

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送信所付近の受信環境は決して良いわけではありませんが、青森局狙いでワンセグ調査してきました。

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小雨が降って寒かったので短時間の調査でしたが、104km離れた青森局は確認できました。

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馬の神山送信所(青森局)は標高549m

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FM受信強化作戦~アンテナ整理&チューナー入れ替え [FM関連]

久しぶりにFM受信まわりを強化しました。

まずはアンテナ見直しから・・・。

これまで2本の8素子八木アンテナを別々に設置していましたが、VHF混合器を入れて思い切ってスタックにしてみました。

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これまで3つあった衛星用のお皿を1つにしてスッキリしました。

上下に地デジアンテナを別方向に2本組んでいるので、何度も何度も位置を入れ替えたり間隔を拡げたりと試行錯誤したのですが、結果的にこれがベストポジションでした。

スタックにしたら感度はおよそ50%アップしました。

次にチューナー入れ替えです。

これまでPIONEER F-777を愛用していたのですが、かなり前から表示周波数の同調ズレが目立ってきたので、めっきり使わなくなってしまい、もう一台の愛用機であるKENWOOD L-01Tばかり使っていました。

F-777の同調不具合はこの機種にはよく見られる症状のようで、ネット上にテスターを使った調整方法があるのですが、あるはずのテスターが見つからないので、思い切ってSONYのチューナーST-SA50ESを買いました。

SONYのチューナーの最高機種はST-SA5ESと思うのですが、後継機種のST-SA50ESのアクティブセレクションモードへの期待とTV1-3ch音声受信可能ということで、ひょっとしたらFM補完放送が受信できるかもという期待からこれにしてみました。

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ST-SA50ESのコストパフォーマンスは高いです。

一つ目の期待だったアクティブセレクションモードですが、チューナー自身が受信状況を判断してIFをWIDEかNARROWに自動で切り換えるというもので、WIDEとNARROWの間が可変調節ではなく二択です。マニュアルで切り替えれば済むことなのでこの機能はなくても問題ないです。

二つ目の期待だったワイドFM受信ですが、90.0MHzの位置からチューニングノブを右に回すといきなりTV-1ch(95.75 MHz)となるので90.1~94.9MHzのFM補完放送は受信できません。これは残念でしたね。隠しコマンド(サービスモード)で受信バンドを拡張できるような気はするのですが・・・。

でも基本性能はじゅうぶんで、感度・選択度ともにF-777と同程度です。音質は軽めです。
177km離れたFM愛媛がまるで地元局のようにノイズレスでステレオ受信可能です。
買って後悔はしていませんが、余裕があればST-SA5ESも試してみたくなりました。



DXアンテナ FM・V-Lowアンテナ 5素子 FM補完放送/V-Low対応 FA5

DXアンテナ FM・V-Lowアンテナ 5素子 FM補完放送/V-Low対応 FA5

  • 出版社/メーカー: DXアンテナ
  • 発売日: 2018/05/20
  • メディア: エレクトロニクス


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