B級的デスクトップスピーカーNo.1はこれだ! [小型アンプ]
小型アンプのTU-H80にベストマッチするデスクトップスピーカーの結論が出ました。
DENON SC-101VSです。 これは一聴の価値ありです。
何が良いかというと、音の解像度が素晴らしいの一言に尽きます。
低音は歯切れ良く、高音は曇ることなくストレートに、どの音域もバランスよく出ます。
ウーハーを替えただけなのに元のDENON SC-101Vより数段グレード高い音です。
さらに名機ONKYO D-200 Liverpool よりいい音を奏でてくれます。
この自作のDENON SC-101VSをTU-H80と組み合わせて小音量~中音量で
鳴らしているのですが、これがもう100点満点でして、AOR中心の洋楽を聴くには
最高です。ジャズもかなりいけると思います。
もちろんSC-101VSという既製品はなくて、SC-101V+SC-101Sの改造品です。
簡単に改造できます。
予備にジャンク品を1セットずつ持っていたので、今回も作っちゃいました。
用意するものすべてです。
101V(ジャンク)は1,000円~、101Sは2,000円~で買えます。
上の写真は購入時の状態です。
SC-101Vはウーハーエッジがボロボロなので、使い物になりません。
エッジ補修という手もありますが、このウーハーは補修する価値はありません。
そのかわりハードドームツィーターは劣化がなく、すごく良い音が出ます。
下の写真は、SC-101Sです。ジャンクとして売られていなくても、よく見ると
ソフトドームツィーターに劣化があります。 幸いウーハーはエッジが健在です。
ツィータードームにひび割れが発生しており、わずかに曇りがちな音が出ます。
101Vも101Sもウーハー自体は6Ω100Wなので、交換するだけで
101Vが生き返ることになります。
まずは、双方のウーハーを取り外します。
エンクロージャーとネットワークをみると101Sのほうがチープな作りであることが
わかるので、101Vのエンクロージャーをそのまま生かしたほうが良いです。
ただ、ウーハー入れ替えにはちょっとした工夫が必要です。
101Sのウーハー口径がやや大きいので、そのままはめ込むと若干浮いてしまいます。
そこで、隙間ができないように101Vウーハー枠クッションをはがして穴周囲に貼り付けます。
同時に元ウーハーのネジ穴は木工用ボンドで塞いでおきます。
つぎに新ウーハーをはめると、ネジ穴の位置がずれているので、ボンドで塞いだ元穴の
内側にドリルで新しく穴を開けます。
4か所にネジをつけたら、ほらSC-101VSの完成です。
デスクトップスピーカーとしては、ギリギリのサイズです。
これ以上大きいスピーカー、たとえばリバプールなどは、もはやデスクトップの範疇から外れます。
DENON SC-101VSです。 これは一聴の価値ありです。
何が良いかというと、音の解像度が素晴らしいの一言に尽きます。
低音は歯切れ良く、高音は曇ることなくストレートに、どの音域もバランスよく出ます。
ウーハーを替えただけなのに元のDENON SC-101Vより数段グレード高い音です。
さらに名機ONKYO D-200 Liverpool よりいい音を奏でてくれます。
この自作のDENON SC-101VSをTU-H80と組み合わせて小音量~中音量で
鳴らしているのですが、これがもう100点満点でして、AOR中心の洋楽を聴くには
最高です。ジャズもかなりいけると思います。
もちろんSC-101VSという既製品はなくて、SC-101V+SC-101Sの改造品です。
簡単に改造できます。
予備にジャンク品を1セットずつ持っていたので、今回も作っちゃいました。
用意するものすべてです。
101V(ジャンク)は1,000円~、101Sは2,000円~で買えます。
上の写真は購入時の状態です。
SC-101Vはウーハーエッジがボロボロなので、使い物になりません。
エッジ補修という手もありますが、このウーハーは補修する価値はありません。
そのかわりハードドームツィーターは劣化がなく、すごく良い音が出ます。
下の写真は、SC-101Sです。ジャンクとして売られていなくても、よく見ると
ソフトドームツィーターに劣化があります。 幸いウーハーはエッジが健在です。
ツィータードームにひび割れが発生しており、わずかに曇りがちな音が出ます。
101Vも101Sもウーハー自体は6Ω100Wなので、交換するだけで
101Vが生き返ることになります。
まずは、双方のウーハーを取り外します。
エンクロージャーとネットワークをみると101Sのほうがチープな作りであることが
わかるので、101Vのエンクロージャーをそのまま生かしたほうが良いです。
ただ、ウーハー入れ替えにはちょっとした工夫が必要です。
101Sのウーハー口径がやや大きいので、そのままはめ込むと若干浮いてしまいます。
そこで、隙間ができないように101Vウーハー枠クッションをはがして穴周囲に貼り付けます。
同時に元ウーハーのネジ穴は木工用ボンドで塞いでおきます。
つぎに新ウーハーをはめると、ネジ穴の位置がずれているので、ボンドで塞いだ元穴の
内側にドリルで新しく穴を開けます。
4か所にネジをつけたら、ほらSC-101VSの完成です。
デスクトップスピーカーとしては、ギリギリのサイズです。
これ以上大きいスピーカー、たとえばリバプールなどは、もはやデスクトップの範疇から外れます。
DENONのスピーカーシステムは昔から概観よりも
音質重視といった趣のある音のするスピーカーが
多かったですよね。
JBLとは全く反対の音といった雰囲気もありました。
DENONのスピーカーで今でも欲しいのは
VS-450というスピーカーです。
どこかにあったら手に入れたい一品ですよ。
by 堅実な創りのDENON (2013-02-09 00:34)
コメントありがとうございます。
VS-450というスピーカーは初めて知りましたが、すごく特徴的な興味深いモデルですね。どんな音が出てくるのかぜひ聴いてみたいです。
by True (2013-02-09 21:54)
DENONはスピーカーにしてもアンプにしても、概して繊細で音が奇麗ってイメージですね。かと言ってPioneerの様なきらびやかな方向に行く(それがデジタル時代にはマッチしている面も)事無く、落ち着きがある音作りを心がけている様に思います。
私個人的にはその辺に少々物足りなさを感じてしまうんですけど・・・。
確かにJBLとは全く反対の方向性ですね。
by MATSU (2013-02-20 00:24)
MATSUさま コメントありがとうございます。
そうです。まさに繊細という表現がピッタリです。
ひとくちに良い音といってもいろんな表現(イメージ)があるのですが、リバプールより良い音に聴こえるのは、繊細さが際立っているからとあらためて思いました。
by True (2013-02-20 22:35)
5月のGWに、10年愛用したスピーカーを交換しました。(車の話しです)
とりあえずミッドは固定して、ありとあらゆるツイーターを試しましたが、どれも相性は今ひとつで方向性を見失っていたとき、こちらにたどり着きました。
とりあえず101Vのジャンクを2台入手してツイーターをダッシュボードに仮置きして聴いたところ、オーこれは凄い!
早速101V予備機をもう一セット入手し、さらに101sも入手し、車の中でSC-101VSが完成しました。
これは本当に素晴らしい!
今まで使ったどのスピーカーよりよいです。
記事から6年ほど経ってますが、その後変化があれば教えて下さい。
もっと相性がいいミッドがあったとか、何か新情報がありましらぜひ。
いい情報を有り難うございます。
by H.S (2019-08-31 23:17)
H.Sさま
お役に立てて何よりです。
6年前に書いた記事ですが、これを上回るスピーカーに出会うことがなくて、今でもデスクトップのメインスピーカーとしてガンガン鳴らしていますよ。とてもパンチの効いた音が出ますよね。
というわけでして、その後の変化なしです。(^_^)
by True (2019-08-31 23:48)