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ラジカセの名付け親は意外にもパイオニアだった [ラジカセ]

日本人は略称大好き民族です。

おなじみのスマホ、テレビ、エアコンはまさにそれですよね。

世界初のFM/AMラジオ付きカセットレコーダーは1967年発売の松下電器RQ-231ということですが、モノラルラジカセの原点ともいえるデザインで1号機にしてかなり完成度は高いと思います。
カタログを見ると愛称は「カセットFM/AM」だったみたいです。
また定格の欄に使用テープ:フィリップス型カセットテープと書いてあるところが面白いです。

当時ラジオカセットと言えば、ソニーと松下電器が2大メーカーなのですが、当時のカタログには略称としてテレコと印刷されていますが、ラジカセという略称は見当たりません。
なおビクターのカタログにはラジオカセッターという愛称があります。

最初にカタログにラジカセという略称を使用したのは後から参入したパイオニアでした。これはウィキペディアにも載っています。

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1976年のパイオニア・ラジカセカタログ

その後ラジカセという呼び方が浸透するのですが、まもなくラジカセをもじったラテカセなる商品もビクターが発売しましたね。(ラジオ+テレビ+カセット)


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