ここからB級オーディオライフが始まった

SOUND SHACK カセットデッキ CD-10 は私のオーディオライフの原点です。


このカタログと見ると、当時のワクワク感が蘇ります

お年玉をかき集めても１万円そこそこだった少年時代。

一流メーカーのコンポのカタログを穴があくほど見つめても、そこに載っているデッキは決して手に入れることはできませんでした。

そこに現れた救世主、それがSOUND SHACKでした。

１万円で手に入るカセットデッキ。

但し再生専用というオチ付き。

カーステレオのメカを流用しているみたいでした。

ある年、決算セールで地元のショッピングセンターの電器コーナーに展示品が売られていました。

たしか３割引きだったと思います。

気が付いたらお金を握りしめて自転車でショッピングセンターに向かっていました。

カセットデッキCD-10では、友人T君のLo-Dコンポの３ヘッドデッキで録音させてもらったビートルズのサージェント・ペパーのカセットテープをタクトかフェアメイトの密閉型ヘッドホンで何度も何度も繰り返し聴いたものです。

それまではモノラルラジカセしかなかったので、ヘッドホンから流れるステレオサウンドにどれだけ感動したことか。

あの頃のピュアな気持ちを忘れないようにしたいものです。


なぜサイドウッド？

ただ、このデッキの欠点はボリューム調整が２段階固定だったことです。
密閉型ヘッドホンではLOW側でもかなり音が大きくて耳が痛くなりました。(^_^;)