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カセットテープの第三勢力 ~konica編~ [なつかしのカセットテープ]

このブログでは、いつもオーディオに関するB級ネタを追い求めています。

カセットテープの第三勢力が伸びてきたのはメタルテープ時代以降のことで、That'sについては前回書きました。

今回はkonicaの出番です。

konicaといえば、「ピッカリコニカ」「ジャスピンコニカ」というキャッチフレーズのカメラや「サクラカラー」の小西六フィルムを思い出します。

フィルムメーカーでは、ライバル会社のフジフィルムがコーティング技術を生かしていち早くカセットテープ業界へ参入していました。

konicaは単独では技術力が足りなかったのか、アメリカの電機メーカーAMPEXと組んで、小西六アンペックスという合弁会社を作りmagnaxというブランドのカセットテープを発売します。

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1981年冬の雑誌広告 magnaxにはC-46テープがありませんでした。

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1982年冬の雑誌広告

でもmagnaxって馴染みが薄いんです。

店頭に並んでいた記憶がなく、私は1本も持っていません。

その代わり、konicaブランドのカセットテープ、βビデオテープは持っています。

それもそのはず、magnaxブランドがあったのは1981~1983年の3年くらいで、1984年以降にkonicaブランドに変更されているのです。

そして私が持っているkonicaブランドのメタルテープはちょっと変なんです。

1986年に購入したのですが、いわゆるアウトレット物でして、ケースと中身が入れ替わっているという珍しいものです。

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なんと! 1本 90円! もってけドロボー!ってな感じですね

メタルテープとは思えない驚愕の値段だったので、何本も買いました。

なにせBONテープより安いのですから・・・。

当時は気づかなかったのですが、実は異なる2種類のハーフが混在していました。

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2種類のハーフが混在しているのがわかるでしょうか?

改めてkonicaブランドをB級認定したいと思います。

TDKではこんなことあり得ませんからね。

でも音は良いですよ。腐ってもメタルですからね。

テープ表面も十分な光沢がありますし・・・。

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押し入れを探したら大量のkonica MDや未使用フィルムが出てきました


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