37年ぶりの函館山訪問

学生のころ、貧乏旅行で函館に行ったことがありました。


1985年の国鉄函館駅　早朝にもかかわらず活気がありました

有名な歌謡曲の歌いだしみたいに上野発の夜行列車で青森駅から青函連絡船で渡りました。

その時見たのは、「津軽海峡”夏”景色」でしたが・・・。


現在のJR函館駅

函館と言えば、やはり函館山を外すわけにはいかないでしょう。



先日テレビで「函館山から見える景色は北海道のどの部分でしょう？」というクイズがあり、半分以上の人が間違っていましたよ。そういう私もちょっと考えないとわかりませんでした。函館の人ごめんなさい。

函館ではぜひチェックしたい場所がありました。

それはコミュニティFM放送局の「FMいるか」です。


FMいるかは函館山ロープウェイ山麓駅にスタジオがあります。

この写真を見て、コールサインに目が行った人はさすがです。

そうです。FMいるかは日本で最初に開局したコミュニティFMなのです。

今年開局30周年を迎えます。


1995年にはCFMは全国に19局しかありませんでした。

北海道はコミュニティFMの先駆地でした。

今でこそ20Wの出力が認められていますが、1992年当時は最大1Wしか認められておらず、半径10kmのエリアを想定していたので、開局時の函館山からの出力は0.1Wだったそうです。

函館山の標高は334mでそれほど高いわけではありませんが、函館市内のどこからでも見えるので、テレビ・ラジオの送信所があります。



送信所付近の受信環境は決して良いわけではありませんが、青森局狙いでワンセグ調査してきました。



小雨が降って寒かったので短時間の調査でしたが、104km離れた青森局は確認できました。


馬の神山送信所（青森局）は標高549m