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B級的チューナーで遠距離FM受信を楽しもう(その1) [遠距離受信]

ここでいうB級的チューナーというのは中古市場1万円以下で流通しているチューナーを指します。

チューナーも上を見たらキリがありません。性能の良さそうなアキュフェーズ製品があるのですが、中古でも10万円以上するのでB級派の人間は生涯手にすることはないと思います。

リーズナブルにオーディオを楽しむことが私のポリシーですからそこはご了承ください。

さて最近の小型DSPラジオのFM受信性能は素晴らしく遠距離受信に最適と言えます。

これまでいろんな場所に持って行った受信成果をこのブログで報告しているので、どれくらいすごい性能なのかわかっていただけると思います。

小型DSPラジオを自宅で使うこともできるのですが、スピーカーが小さいので長時間のリスニングには不向きです。

そこでFM黄金時代に各メーカーから発売されたチューナーを使って自宅でゆっくりFM-DXingを楽しんじゃおうというわけです。

FM-DXingするときのチューナー選択のポイントはただ一つです。

IF BAND切替ができること。そのなかでもSuper Narrow切替があれば最適。

それと大事なことがもう一つ。チューナーの性能を引き出すのはアンテナです。できるだけ屋外に設置しましょう。

1982年以降のFM黄金時代には本当にたくさんの素晴らしいチューナーが発売されました。名機と言われる物が今では1万円台で買えたりしてB級派の人間にとってはうれしいことです。

オークションサイトを眺めて、出品されているチューナーをひとつひとつ地道に調べてみてください。この作業を楽しむのもB級道の極意と言えるでしょう。

ただし、中古市場で出回っている1999年以前のチューナーはそのほとんどが再調整が必要です。私の経験から言うと、周波数ズレ、音声ひずみ、ステレオ受信不可、シグナルレベル表示不良などがあると思っておいて間違いありません。

でもテスターを持っていればなんとか調整できます。購入前にサービスマニュアルが閲覧可能かを確認しておいたほうが無難です。

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marantz ST6000とVictor T-X900

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KENWOOD KT-6040

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上から YAMAHA TX-900 Technics ST-G90 SONY ST-SA50ES PIONEER F-777 KENWOOD L-01T

次回は、IF BAND切替の有無で何が変わるのか実例を示します。


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