カセット時代のウォークマンの完成型 [SONY]
元祖ウォークマンの登場時のことはよく覚えています。
当時中学生でしたが、同級生が音楽を聴きながら自転車通学して
クラス担任にこっぴどく叱られていましたっけ。
他メーカーも真似をしてウォークマンもどきの製品を発売するのですが、
元祖ウォークマンの進化が早すぎて、追随を許しませんでした。
写真で紹介するのは、ある意味、完熟型のウォークマンです。
ウォークマン誕生10周年記念モデル
ワイヤレスウォークマン WM-506 26,800円 1989年発売
カセットケースサイズのボディに、オートリバース、ドルビーノイズリダクション、
アモルファスヘッド、そして、ワイヤレスヘッドフォン、簡易トランシーバ、低音ブースト、
ガム型充電池など当時考えうるあらゆる機能を盛り込んでいます。
当時中学生でしたが、同級生が音楽を聴きながら自転車通学して
クラス担任にこっぴどく叱られていましたっけ。
他メーカーも真似をしてウォークマンもどきの製品を発売するのですが、
元祖ウォークマンの進化が早すぎて、追随を許しませんでした。
写真で紹介するのは、ある意味、完熟型のウォークマンです。
ウォークマン誕生10周年記念モデル
ワイヤレスウォークマン WM-506 26,800円 1989年発売
カセットケースサイズのボディに、オートリバース、ドルビーノイズリダクション、
アモルファスヘッド、そして、ワイヤレスヘッドフォン、簡易トランシーバ、低音ブースト、
ガム型充電池など当時考えうるあらゆる機能を盛り込んでいます。
サンワダイレクト カセットテープ MP3変換プレーヤー カセットテープデジタル化 コンバーター 400-MEDI002
- 出版社/メーカー: サンワダイレクト
- メディア: エレクトロニクス
TEAC CD/カセットレコーダー USB接続対応 ブラック AD-RW900-B
- 出版社/メーカー: ティアック
- メディア: エレクトロニクス
ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG (青幻舎MOGURA BOOKS)
- 作者: 松崎順一(デザインアンダーグラウンド)
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: ペーパーバック
ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG [DVD]
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2012/06/26
- メディア: DVD
メイド・イン・ジャパンのデザイン! 70 年代 アナログ家電カタログ
- 作者: 松崎順一
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
二代目MDウォークマン [SONY]
初代MDウォークマン MZ-1 の発売から、ちょうど1年後、
目を見張るほどの進化を遂げた MZ-R2 が登場しました。
SONY MZ-R2 75,000円 1993年12月発売
歴代MDウォークマンのなかで最もデザインが良いと思います。
初代と比べると、体積比40%、重量比45%と、驚異の小型軽量化で、
しかも、おそらくウォークマン史上初のリチウムイオンバッテリー搭載でした。
デザインも気に入って、新しモン好きの私は、格好のターゲットとなりました。
75,000円と、今のウォークマンの感覚からすれば、すごく高価だったのですが,
買わずにはいられなかったのです。
でも大満足でした。
なぜなら、初代に比べてディスクのToc Readingは格段に早くなったし、
メカニカルローディングがなくなったおかげで、致命的な
ディスクを吐き出せない故障の心配がなくなったからです。
実際に一度も故障することはありませんでした。
初代のMZ-1に比べて、劣る点は、光デジタル出力端子がなくなったことだけです。
その後のモデルで、光デジタル出力端子が復活することはありませんでした。
そういう意味では初代MZ-1は貴重かもしれません。
今持っている人は、売ってもどうせ数千円にしかなりませんし、
ぜったい手放さないほうが良いですよ。
なお、二代目MDウォークマンにはさらに小型軽量化された再生専用タイプも
ありましたが、いま思えばちょっと高すぎましたね。
SONY MZ-E2 55,000円 1993年12月発売
目を見張るほどの進化を遂げた MZ-R2 が登場しました。
SONY MZ-R2 75,000円 1993年12月発売
歴代MDウォークマンのなかで最もデザインが良いと思います。
初代と比べると、体積比40%、重量比45%と、驚異の小型軽量化で、
しかも、おそらくウォークマン史上初のリチウムイオンバッテリー搭載でした。
デザインも気に入って、新しモン好きの私は、格好のターゲットとなりました。
75,000円と、今のウォークマンの感覚からすれば、すごく高価だったのですが,
買わずにはいられなかったのです。
でも大満足でした。
なぜなら、初代に比べてディスクのToc Readingは格段に早くなったし、
メカニカルローディングがなくなったおかげで、致命的な
ディスクを吐き出せない故障の心配がなくなったからです。
実際に一度も故障することはありませんでした。
初代のMZ-1に比べて、劣る点は、光デジタル出力端子がなくなったことだけです。
その後のモデルで、光デジタル出力端子が復活することはありませんでした。
そういう意味では初代MZ-1は貴重かもしれません。
今持っている人は、売ってもどうせ数千円にしかなりませんし、
ぜったい手放さないほうが良いですよ。
なお、二代目MDウォークマンにはさらに小型軽量化された再生専用タイプも
ありましたが、いま思えばちょっと高すぎましたね。
SONY MZ-E2 55,000円 1993年12月発売
発売を心待ちにしたミニディスク [SONY]
ミニディスク発売時には、録音可能なデジタルオーディオとして、
すでにDATがあったのですが、ランダムアクセスに時間がかかるので、
カーオーディオには不向きでした。
1992年秋にSONYから、MDプレーヤーが発売されると聞いて、
即刻、電器屋さんで予約しました。
再生専用プレーヤー(MZ-2P)とレコーダー(MZ-1)があったのですが、
レコーダーがないとCDから録音できないので、当然MZ-1にしました。
再生専用タイプのMZ-2P ¥59,800 ほとんど売れなかったのでは?
公式発売日は1992年11月となっていますが、田舎の電器屋さんだったためか、
そのあたりはルーズで、それより少し前に買えた記憶があります。
MZ-1 ¥79,800円とそのアクセサリー ACアダプタが馬鹿デカイ!
すぐに車でも聞けるようにアクセサリーを揃えました。
電源が10.5Vというこれまでにない中途半端な電圧で、ACアダプタが
本体と同じくらい大きいという不釣り合いなものでした。
デザインはまあまあ気に入ってます。
当初メディアは60分タイプしかなく、1枚1,400円と恐ろしく高価でした。
だから、最初3枚しか買いませんでした。
翌年74分タイプ(1,700円)が発売されました。
音楽ソフトもありましたが、売れなかったと思います。
さっそく、シングルCDをたくさんレンタルしてきて、お気に入りディスク
を作り、その音の良さには感動しました。
もちろん、CDの音質を超えることはありえないのですが、
目をつむって聴き比べても全く違いが判らなかったのです。
当時20代でしたから、聴覚は今よりも確かだったと思います。
情報を5分の1に圧縮しているということでしたので、
人間の聴覚っていい加減なんだ、とつくづく思いました。
残念だったのはソニータイマー(※)が発動したこと。
※ソニータイマー:多くのソニー製品にメーカー保証が切れるあたりに故障が頻発する事象。
一度入院すると、もれなくシールが付いてきました。
この製品は、半年でディスクが吐き出せなくなり、ソニーサービスに
持っていったところ、本体ごと交換してくれました。
ところが、その3か月後に同じ症状が出たので再度持っていったら、
今度は、部品交換になり、これでよくなるかと思いきや、
その後も何度も同じ症状で、何回ソニーサービスまで往復したことか!
もういやになって最後はあきらめて現在に至っています。
まぁ、天下のSONY製品ってこんなものです。仕方ないと思うしかありません。
----------------------- おまけ ----------------------
業界初、ラジカセ型のMDレコーダー
ZS-M1 ¥98,000 カセットもCDもついてません。
すでにDATがあったのですが、ランダムアクセスに時間がかかるので、
カーオーディオには不向きでした。
1992年秋にSONYから、MDプレーヤーが発売されると聞いて、
即刻、電器屋さんで予約しました。
再生専用プレーヤー(MZ-2P)とレコーダー(MZ-1)があったのですが、
レコーダーがないとCDから録音できないので、当然MZ-1にしました。
再生専用タイプのMZ-2P ¥59,800 ほとんど売れなかったのでは?
公式発売日は1992年11月となっていますが、田舎の電器屋さんだったためか、
そのあたりはルーズで、それより少し前に買えた記憶があります。
MZ-1 ¥79,800円とそのアクセサリー ACアダプタが馬鹿デカイ!
すぐに車でも聞けるようにアクセサリーを揃えました。
電源が10.5Vというこれまでにない中途半端な電圧で、ACアダプタが
本体と同じくらい大きいという不釣り合いなものでした。
デザインはまあまあ気に入ってます。
当初メディアは60分タイプしかなく、1枚1,400円と恐ろしく高価でした。
だから、最初3枚しか買いませんでした。
翌年74分タイプ(1,700円)が発売されました。
音楽ソフトもありましたが、売れなかったと思います。
さっそく、シングルCDをたくさんレンタルしてきて、お気に入りディスク
を作り、その音の良さには感動しました。
もちろん、CDの音質を超えることはありえないのですが、
目をつむって聴き比べても全く違いが判らなかったのです。
当時20代でしたから、聴覚は今よりも確かだったと思います。
情報を5分の1に圧縮しているということでしたので、
人間の聴覚っていい加減なんだ、とつくづく思いました。
残念だったのはソニータイマー(※)が発動したこと。
※ソニータイマー:多くのソニー製品にメーカー保証が切れるあたりに故障が頻発する事象。
一度入院すると、もれなくシールが付いてきました。
この製品は、半年でディスクが吐き出せなくなり、ソニーサービスに
持っていったところ、本体ごと交換してくれました。
ところが、その3か月後に同じ症状が出たので再度持っていったら、
今度は、部品交換になり、これでよくなるかと思いきや、
その後も何度も同じ症状で、何回ソニーサービスまで往復したことか!
もういやになって最後はあきらめて現在に至っています。
まぁ、天下のSONY製品ってこんなものです。仕方ないと思うしかありません。
----------------------- おまけ ----------------------
業界初、ラジカセ型のMDレコーダー
ZS-M1 ¥98,000 カセットもCDもついてません。