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全国ワンセグ電波飛距離TOP11(アップデート版) [ワンセグ]

先日、福岡~札幌(新千歳)往復フライトで上空ワンセグ音声受信をしたので、備忘録を兼ねて報告します。

使用受信機はいつものSONY XDR-64TVです。

下に示す通り1ルートでは最多となる33都道府県のワンセグ電波をキャッチしました。

日本列島は弧を描いた形なので日本海上空での受信はとても効率的ですね。

2020-02-13 (1)のコピー2.jpg
おおむね4分で1県制覇できた計算になります。

これまでの電波到達最長記録はBSN新潟放送の550kmだったのですが、今回659kmの新記録が出たので更新しておきます。

第1位(659km)

能登半島沖上空で受信した「UHB北海道文化放送」(札幌 25ch 3kW)
(福岡~新千歳フライト 右前方席)

2020-02-16 (2)のコピー.jpg

第2位(579km)

能登半島沖上空で受信した「NHK総合・函館」および「STV札幌テレビ放送」(室蘭・測量山 0.5kW~1kW)
(福岡~新千歳フライト 右前方席)

2020-02-16 (6)のコピー.jpg

第3位(550km)

鳥取県米子市上空で受信した「BSN新潟放送」(17ch 3kW)
(福岡~花巻フライト 左前方席)

2020-02-16 (1)のコピー.jpg

第4位(540km)

石川県沖の日本海上空で受信した「TOSテレビ大分」(34ch 1kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (11)のコピー.jpg

第5位(526km)

佐渡島付近上空で受信した「NHK総合&Eテレ徳島」(34ch & 40ch 1kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (7)のコピー.jpg

第6位(504km)

佐渡島付近上空で受信した「山陰中央テレビ」(43ch 1kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (8)のコピー.jpg

第7位(489km)

能登半島付近上空で受信した「NHK Eテレ岡山」(45ch 2kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (9)のコピー.jpg

第8位(472km)

津軽海峡上空で受信した「TeNYテレビ新潟」(26ch 3kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (1)のコピー2.jpg

第9位(464km)

秋田県沖の日本海上空で受信した「テレビ信州」(飯田中継局 35ch 0.1kW
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (4)のコピー.jpg

第10位(458km)

能登半島付近上空で受信した「あいテレビ」&「愛媛朝日テレビ」(新居浜中継局 49ch & 51ch 0.3kW
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (10)のコピー.jpg

第11位(451km)

山形県沖の日本海上空で受信した「NHK総合・名古屋」&「東海テレビ」(20ch & 21ch 3kW)
(新千歳~福岡フライト 左前方席)

2020-02-15 (5)のコピー.jpg

※注目すべきは、9位、10位の中出力中継局の電波が450km以上も飛んでいることです。

全体的に言えることは、新潟BSN 17ch、TeNY 26chとTOSテレビ大分 34chは概ね安定して長距離受信できますね。














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ワンセグ遠距離受信 TOP6 [ワンセグ]

FM放送はEスポの影響で1500km以上遠方まで電波が届くことは珍しくありません。

季節(夏)限定あるいは時間(昼)限定ではありますが、九州で北海道のFM放送が聴けたり、海外(主に中国と韓国)のFM放送が良好に聴けたりして感動します。

しかしワンセグ放送の電波はUHF帯の470MHz~710MHzなので直進性が強くEスポの影響を受けません。山岳回折については報告されることがないためよくわかりません。

アマチュア無線の430MHzバンドが参考になるのですが、ハム人気が低迷している現在では情報が乏しく、ある人の報告では本州同志では200km、離島(八丈島)~本州間では350km程度が最長記録のようです。山岳回折ではなく山岳反射が利用されることがあるらしいですが、そもそも430MHzバンドで長距離交信を楽しむ人は少ないみたいです。

ということで、200km以上遠距離のワンセグ電波をキャッチできた時は喜びも倍増します。

ここでは「内臓アンテナで受信できたワンセグ遠距離受信 TOP6」を発表します。

IMG_8775のコピー.jpg
これは第2位の遠距離受信例です。(静岡上空で秋田のワンセグ受信)

第1位(550km)

鳥取県米子市上空で受信したBSN新潟放送(17ch 3kW)
(福岡~花巻フライト 左前方席)

第2位(505km)

静岡県上空で受信したNHK 総合・秋田(48ch 1kW)およびNHK Eテレ秋田(50ch 1kW)
(成田~福岡フライト 右前方席)

第3位(420km)

福井県沖の日本海上空で受信した在京キー局全7波(東京スカイツリー:10kW)
(福岡~花巻フライト 左前方席)

第4位(400km)
大阪府上空で受信したTOS テレビ大分(34ch 1kW)
(北九州~羽田フライト 左中央席)

第5位(380km)

愛知県豊橋市上空で受信したNST新潟総合テレビ(19ch 3kW)
(北九州~羽田フライト 左中央席)

第6位(370km)

伊豆半島上空で受信したNHK Eテレ福島(14ch 3kW)および福島中央テレビ(27ch 3kW)
(北九州~羽田フライト 左中央席)

番外編(273km)

TOP1~TOP6はいずれも上空からの受信ですが、陸上受信の最長距離は宮崎市内で受信できた273km離れた高知の民放3局です。(高知放送17ch、テレビ高知19ch、さんさんテレビ21ch いずれも1kW)

他の人の報告では、豊橋市表浜の海岸で245km離れた東京スカイツリーからのワンセグ電波をカーナビでキャッチしたという受信例があります。

これらは山岳回折とラジオダクトと言われる現象の組み合わせで受信できた可能性があります。

※後日、受信距離を更新した記事”全国ワンセグ電波飛距離TOP11”がありますので参考にしてください。











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執念で和歌山のワンセグ電波受信に成功 [ワンセグ]

今年の春から飛行中の国内線航空機からのワンセグ音声受信についてレポートしてきましたが、ついに「和歌山県」の電波をキャッチしましたので報告します。

羽田→北九州フライトで奇跡的にキャッチできたのは「NHK総合・和歌山」で受信場所は奈良市上空でした。

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念願のNHK総合・和歌山(100W 木ノ本送信所)

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なぜ奇跡的かというと、大阪以外の近畿ローカル局は出力が小さいうえにチャンネルが周辺の大出力テレビ局と被っていることが多く、近くを通過する数分間しか受信のチャンスがないのです。

今回も羽田を離陸して愛知県上空を通過する頃から集中的に「テレビ和歌山」(20ch 100W)か「NHK総合・和歌山」(23ch 100W)狙いで臨みました。

「テレビ和歌山」は無理でしたが、「NHK総合・和歌山」は競合するテレビ愛知(23ch 1kW)やKBS京都(23ch 1kW)に邪魔されず数分間だけ受信できました。

これで北海道と沖縄を除く全都府県から発射される電波を直接キャッチできたことになり、ひとまず満足です。

半年間の上空ワンセグ受信を振り返って、わかったことをまとめると、

・テレビ電波は送信所から500km以上離れた巡航高度飛行中の航空機内でも受信できる。

・特にBSN新潟放送(17ch 3kW)とTOSテレビ大分(34ch 1kW)はかなり遠くからでも受信できる。

・東京スカイツリーから送信されるテレビ電波は400km以上届く。

・巡航高度飛行中では出力1kWクラスのテレビ局は200~300km離れていても簡単に受信できる。

・10~20Wクラスの小出力テレビ中継局でも100~200km届く。

・逆に巡航高度飛行中では近隣のテレビ電波は受信困難である。

・航空機内に持ち込んで受信するのに最適なラジオはSONY XDR-64TVである。















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