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エレキットとエレホビー [トランスミッター/ワイヤレスマイク]

電子工作が好きな少年なら誰もが知っているブランド、「エレキット

嘉穂無線が昭和48年に福岡地区限定(?)で電子工作キットを発売。

昭和52年に全国発売することになり、ラジオの製作や初歩のラジオといった雑誌広告に掲載されるようになりました。

手ごろな価格で、電子アンプや雨降りお知らせブザー、お風呂ブザーなど、電子工作少年たちの夢をかなえてくれるよいメーカーです。サウンドシャックのオーム電機と共通するものがありますね。親会社の嘉穂無線はホームセンター運営へ方向転換し、存続しています。

私はELEHOBBYのトランスミッターを、いまでも重宝しています。

EL-571.jpg

エレホビー_EL-571.jpg


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コメント 11

S島

こんにちは。

エレキットですか、懐かしい響きです。
「ハンダ付け」の敷居が高かった僕は、もっぱら「電子ブロック」と「マイキット」でした。 マイキットはリード線が多数交錯し見かけは良くありませんでしたが、アタッシュケース風のつくりは素敵でした。
きっと今はこうしたキットを作っても売れないんでしょうね。
by S島 (2012-05-18 09:59) 

True

いつもコメントありがとうございます。
うらやましいです。「電子ブロック」と「マイキット」、それにトランシーバーは、よく通った模型店のショーケースに入っていて、いつも指をくわえて眺めるだけでした。はぁ~。
by True (2012-05-18 10:41) 

denden

時々エレキットのHPを除いています。
今でも健在の電子工作キット類もさることながら
コンパクトでお手ごろな真空管アンプが人気のようですね。
また、作ってみたくなりました。
by denden (2012-06-09 23:47) 

True

コンパクトな真空管アンプは、自分もその音を確かめてみたいです。デスクトップコンポに組み入れたいところです。
by True (2012-06-11 09:27) 

silver-radio

型番で検索したらヒットしたのでお邪魔します。
このトランスミッター、当方でも現役で時折海外のネット配信ラジオをラジオで聞くのに使ってます。
ただ、31年前のものとあって電解コンデンサが劣化しているので近々交換しようかと思いますが、それ以外の劣化が無いのと遜色の無さが(当時の)嘉穂無線キットの良さでしょうか。

ところで、どなたかこのキット(EL-571)の取説あるいは雑誌掲載の回路図等をお持ちでないでしょうか。
だいぶ前の引越か、あるいは震災で棚が崩れた際の後片付けで紛失したようで、探しています。

※雑誌掲載であれば国会図書館で閲覧してきますので、誌名と巻号・掲載頁数の情報があれば助かります。
by silver-radio (2018-02-14 01:00) 

True

silver-radioさま コメントありがとうございます。

EL-571の取説(回路図含む)が見つかりましたので、期間限定(1か月間程度)で掲載しますね。
by True (2018-02-15 22:39) 

silver-radio

取説掲載ありがとうございます。
早速拝見しましたが、かなり丁寧な説明で本当に関心してしまいますね、嘉穂無線のキットは。

一点確認なんですが、トリマコンデンサ(TC)は30pFでしょうか。
(現物の色区分が緑色なので30pFで合ってるのかな、と)

詳しい回路・構造が解ったので、まずは劣化部品交換と30年前には無かったUSB電源対応化改造を考えてます。
(ついでにLEDは当時は夢の存在だった青色LEDに・・)
電池で4.6Vまで電圧低下によるFズレ以外は問題なく送信していたので、5Vでもいけるでしょう。
(4.5Vになるとやや歪みがちになるようで)

その後にステレオ送信化改造を考えてます(これがメイン)。
30年前に、この前身になる「エレコンポ」シリーズのFMトランスミッタに、秋月のFMステレオトランスミッタを組みわせてステレオ化したことがあり、単純に秋月のから送信部を無くし、エレコンポの低周波回路を切り離して秋月キットからのコンポジット信号を変調させるようにしただのものでしたが、エレコンポの送信回路の出来が良かったので秋月のよりも安定してました。

もっとも、31年前の秋月キットは汎用ユニバーサル基板で不安定になりがちでしたが、今は専用ガラエポ基板に38kHz水晶発振子まで付いてるので、昔のものよりも組みやすそうです。

by silver-radio (2018-02-17 00:38) 

True

silver-radioさま かなりお詳しいですね。
トリマコンデンサ(TC)の件ですが、2枚目の写真をクリック拡大させるとわかるのですが、20pFのようですね。
回路図が歪んで見づらいようでしたので、回路図を拡大して再掲載しました。よろしければ再確認をお願いします。
そうれはそうと、青色LEDにステレオ送信化とはすばらしい発想です。
ぜひとも完成させて実用化してくださいね。
by True (2018-02-17 16:48) 

silver-radio

再掲載ありがとうございます。

トリマは回路図では20pF (オレンジ) ですか。
こちらの現物は30pF (緑) なのですが、意図的に変えた覚えがないので「大は小を兼ねる」でこれが付いていたのかなあ・・。
予備品確保は念の為20pFと一緒に確保ですかね。

by silver-radio (2018-02-17 22:59) 

silver-radio

おかげさまで部品交換が捗りました。
ありがとうございました。

報告を兼ねまして部品交換の話ですが、電解コンデンサを一般汎用品とオーディオ用(ニチコンFG)双方試したところ(秋月だと価格も同一)、オーディオ用は艶も出てしっかり音が出る(乗る)ようになりますね。
特に低音がしっかり出て、radikoからのクリス・ペプラーや細野晴臣の声が汎用品よりも太く(笑)。

USB電源化は、今回は単に平行してUSB端子を付けただけにしました。
(自動切替はいずれ)
端子は100円均一のmicroB延長コードのメス側を使いましたので、尻尾が生える形になはりましたが。

基板への結線は丁度「ターミナルブロック3ピン縦(小)」が取り付けられる穴間隔と直径でしたので、真ん中1本の足を切って基板にこれを取り付け、電池ボックスとUSBからの配線はこれに纏めました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01307/

電圧は5Vになりますが、実際のところ3.8Vまで下がっても送信できていたので問題無いです。
(ニッケル水素電池4本でも公称1.2V×4=4.8Vですので)

ただ、電源を選びますね。
念の為USB電源線にはフェライトビーズを入れましたが、パソコンからの供給の場合でも僅かにスイッチングノイズが乗りますし、ダイソーのUSB-ACアダプタだと派手にノイズが乗ります。
偶然にも秋月八潮にてトランス式USB-ACアダプタ(店頭ジャンク扱い 5V 200mA 100円)が売ってましたので、これにしところ問題ありませんでした。
USB電源化やACアダプタ化をお考えの方は、この点気をつけてください。

青色LEDは見送りました。
青色LEDは秋月八潮で扱っている適当な部品が無く(現代のLEDは明るすぎ)、オリジナルの枯れた赤色のをそのままに。

ステレオ化はいずれですが、その大きさの基板が入るとなればRaspberry PiのようなLinuxシングルボードコンピュータも入る訳で、これでネットラジオを受信してダイナミクス等の信号処理も行って(いずれステレオ信号作成もできれば良し)、内部で繋げばワンケースで高性能ネットラジオFM送信機にできそうです。

あと、アンテナ線ですがケースを閉じる時にケースで挟んでしまうこともあるので、ホットボンドで所定の位置に固定しました。

以上、参考まで。

P.S.
トリマコンデンサは現物も20pFのようです。
どうも当時は今とは異なる統一されていないカラーコードだった模様です。

by silver-radio (2018-03-05 18:49) 

True

silver-radio さま
いつも気合が入っていらっしゃるので感服いたします。
ここまで大事に使われたら、エレキットの担当者もさぞかし作り甲斐があると思います。
電解コンデンサを替えるだけで、音質アップするのはうれしいですね。
今後、青色LED化やステレオ化など、まだまだアップグレードする余地があるので、しばらくは楽しめますね。
by True (2018-03-05 21:16) 

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